風太の心臓2
あの日のWoofにて。レミーと風太。
なんか好きな1枚。
翌日から、毎日、2食分作ったご飯を持って面会に。
有難いことに、肺の水は順調に抜け、徐々に状態は落ち着いていきました。
入院3日目には、私の顔を見ると、飛びついて来てペロペロペロ。
風太が顔をなめる時は、何か要求がある時。
”どうして置いて行ったんだよ!さあ、帰ろう!”と言ってたんだろうな。
そんな帰る気満々の風太に、また、「お買い物に行ってくるね」と言ったら、ブルブル震えて・・・。
その日以降は、顔を見せると喜ぶけれど、数分経ったら震え始めるという感じに。
また置いて行かれるんだとわかったからでしょう。
切なかったなぁ・・・。
面会の際、エコーの画像を見せてもらいながら、風太の心臓の状態を聞きました。
心臓の中での血液の流れは一方向。
でも、風太は、弁がうまく閉じないため血液の逆流があり、僧帽弁閉鎖不全症である。
普通、この病気の経過は、聴診で心雑音があると指摘される→薬を飲み始める。
→段々と進行する→肺水腫などを起こしたりもする。
という感じなのだけど、
風太の場合は直前の聴診でも心雑音が確認できなかったのに、急性肺水腫を起こした。
弁や、弁を引っ張っている腱索に、急に切れるなどの不具合が起きたのだろう。
心臓に元々大きな異常がなかったので、急な循環不全に対応できず、一挙に悪化したのではないか。
(心臓に肥大がある場合などは、結構耐えられたりする)
今回の治療で水が抜けても、また肺水腫を起こす可能性があり、
徐々に肺が弱ってくると、何度も繰り返すこともある・・・。
すごくショックでした。
風太が心臓病になるなんて、もちろん考えもしなかったことだけど、
そうなったんだと言われれば、ショックだけれど、受け入れるしかない。
僧帽弁閉鎖不全症(弁膜症とも言う)は、特に珍しくもなく、小型犬には多い病気。
心臓の薬を飲んでいるコもたくさん居ます。
でも、あの肺水腫は・・・!
あれをまた起こすかも、なんて。
しかも、それが何度も繰り返される??
もう、ひたすら恐ろしくてたまらなくて。
そして・・・
外科的な治療として、手術という手段もある。
リスクはあるけれど、うまく行けば大幅な症状の改善が見込まれる。
希望するなら、心臓の手術で有名な先生の居る、循環器専門の病院を紹介するよ。と、先生。
心臓の手術は、犬の場合、まだ一般的でないと私は思っていたけれど、
最近は技術も進み、受けたコも多いのだそう。
考えてもなかった”手術”という言葉で、頭の中は更に混乱。
でも、成功すれば、肺水腫の心配がなくなる・・・!?
聞いているうちに涙がボロボロ出てきました。
決心なんて全くつかなかったけれど、専門の先生にも診ていただきたかったし、
とにかく一度行ってみようと、予約を入れていただきました。
8/24、退院。
入院中の点滴や注射での治療を、数日前から全て飲み薬のみに切り替え、
それでも具合が悪くならないことを確認してからの退院でしたが、
私達も、先生も、もしかしたらまたすぐ肺水腫を起こす可能性も・・・と、ヒヤヒヤ。
何か異常があった時の対応や、
先生のところが受け入れできない時の救急病院のこと、必要になるかもしれない酸素室のこと、
いろいろを相談して、もしもの時のニトロをいただいて帰宅しました。
風太がちゃんと帰ってこられたことは本当にうれしかったけれど、
これからは、風太の様子に気を配るのは私の役目。
具合はおかしくないか?苦しそうにしてないか?この前みたいに見逃したら絶対にダメ!
と、私は常に緊張状態。
心が休まる時間がなくて、入院中よりも、この頃の方がとても疲れていました。
--------------------
考えをまとめながら、書いては書き直し、書き直し、しているので、なかなか進まない・・・。
でも、こうやって振り返り、自分自身と向き合うことは大切なことだなと思います。
あれからひと月ほど経ち、何よりも、今、風太の状態が落ち着いてくれているので、
少しずつ気持ちは楽になって来ています。
のろのろだけど、また書きます。
なんか好きな1枚。
翌日から、毎日、2食分作ったご飯を持って面会に。
有難いことに、肺の水は順調に抜け、徐々に状態は落ち着いていきました。
入院3日目には、私の顔を見ると、飛びついて来てペロペロペロ。
風太が顔をなめる時は、何か要求がある時。
”どうして置いて行ったんだよ!さあ、帰ろう!”と言ってたんだろうな。
そんな帰る気満々の風太に、また、「お買い物に行ってくるね」と言ったら、ブルブル震えて・・・。
その日以降は、顔を見せると喜ぶけれど、数分経ったら震え始めるという感じに。
また置いて行かれるんだとわかったからでしょう。
切なかったなぁ・・・。
面会の際、エコーの画像を見せてもらいながら、風太の心臓の状態を聞きました。
心臓の中での血液の流れは一方向。
でも、風太は、弁がうまく閉じないため血液の逆流があり、僧帽弁閉鎖不全症である。
普通、この病気の経過は、聴診で心雑音があると指摘される→薬を飲み始める。
→段々と進行する→肺水腫などを起こしたりもする。
という感じなのだけど、
風太の場合は直前の聴診でも心雑音が確認できなかったのに、急性肺水腫を起こした。
弁や、弁を引っ張っている腱索に、急に切れるなどの不具合が起きたのだろう。
心臓に元々大きな異常がなかったので、急な循環不全に対応できず、一挙に悪化したのではないか。
(心臓に肥大がある場合などは、結構耐えられたりする)
今回の治療で水が抜けても、また肺水腫を起こす可能性があり、
徐々に肺が弱ってくると、何度も繰り返すこともある・・・。
すごくショックでした。
風太が心臓病になるなんて、もちろん考えもしなかったことだけど、
そうなったんだと言われれば、ショックだけれど、受け入れるしかない。
僧帽弁閉鎖不全症(弁膜症とも言う)は、特に珍しくもなく、小型犬には多い病気。
心臓の薬を飲んでいるコもたくさん居ます。
でも、あの肺水腫は・・・!
あれをまた起こすかも、なんて。
しかも、それが何度も繰り返される??
もう、ひたすら恐ろしくてたまらなくて。
そして・・・
外科的な治療として、手術という手段もある。
リスクはあるけれど、うまく行けば大幅な症状の改善が見込まれる。
希望するなら、心臓の手術で有名な先生の居る、循環器専門の病院を紹介するよ。と、先生。
心臓の手術は、犬の場合、まだ一般的でないと私は思っていたけれど、
最近は技術も進み、受けたコも多いのだそう。
考えてもなかった”手術”という言葉で、頭の中は更に混乱。
でも、成功すれば、肺水腫の心配がなくなる・・・!?
聞いているうちに涙がボロボロ出てきました。
決心なんて全くつかなかったけれど、専門の先生にも診ていただきたかったし、
とにかく一度行ってみようと、予約を入れていただきました。
8/24、退院。
入院中の点滴や注射での治療を、数日前から全て飲み薬のみに切り替え、
それでも具合が悪くならないことを確認してからの退院でしたが、
私達も、先生も、もしかしたらまたすぐ肺水腫を起こす可能性も・・・と、ヒヤヒヤ。
何か異常があった時の対応や、
先生のところが受け入れできない時の救急病院のこと、必要になるかもしれない酸素室のこと、
いろいろを相談して、もしもの時のニトロをいただいて帰宅しました。
風太がちゃんと帰ってこられたことは本当にうれしかったけれど、
これからは、風太の様子に気を配るのは私の役目。
具合はおかしくないか?苦しそうにしてないか?この前みたいに見逃したら絶対にダメ!
と、私は常に緊張状態。
心が休まる時間がなくて、入院中よりも、この頃の方がとても疲れていました。
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考えをまとめながら、書いては書き直し、書き直し、しているので、なかなか進まない・・・。
でも、こうやって振り返り、自分自身と向き合うことは大切なことだなと思います。
あれからひと月ほど経ち、何よりも、今、風太の状態が落ち着いてくれているので、
少しずつ気持ちは楽になって来ています。
のろのろだけど、また書きます。
by futapapi
| 2014-09-24 16:20
| 風太